CONCEPT
住む人が癒される真壁づくり
サイエンスホームの家づくり
CONCEPT
木の表面に触った時無塗装や薄い塗装の場合、人の感覚は触れた後すぐに沈静化。
金属や厚い塗装の場合、ストレスを感じ、その状態が続いたという結果が出ています。木目の1/fゆらぎがα波を増加しリラックスや癒しを促してくれます。
紫外線から目を守るためにサングラスをかけることがあります。木材は紫外線をよく吸収するため、木材を反射する光には、有害な紫外線は、ほとんど含まれません。
木は、音を吸収して人の耳に心地よく感じる範囲に調整してくれます。木を使った部屋は音がいつまでも響かず反射するので、木造の音楽ホールは音がまろやかだといわれています。
木の香りは、脳の活動と自律神経の活動を沈静化し、リラックスした状態をつくります。スギとヒバのチップの実験で明らかになりました。その香りは、植物由来の成分で「α-ピネン」と呼ばれています。
外気温に左右されにくい「外張り断熱」を採用
家中の隙間を少なくし省エネ化と快適性を両立させる高気密・高断熱住宅。遮熱性、遮水性に優れたアルミ箔両面張りの高性能断熱材「クランボードAP」を採用。アルミの遮熱機能と低い熱伝導率で大きな遮熱効果を発揮します。
室内の空気を循環させるシーリングファン
エアコンから放出される熱はその特性上、暖気は上部、冷気は下部にたまりやすい性質があります。そこでエアコンとシーリングファンを組み合わせて使うことで、節電効率を上げ温度のムラを解消します。夏は下向きに運転して天井側から気流を送って体感温度を下げ、冬は上向きに運転し、天井近くにたまる暖気を拡散します。冷気と暖気を適度に混合され、快適な温度空間を実現できます。
素足でも気持ちの良い無垢の床
無垢の床は、感触が良く、経年変化を楽しめるという良さがあります。さらに、自然の調湿作用が備わっているので、湿気の多い時は水分を吸収して膨張し乾燥している時には水分を放出して収縮します。膨張と収縮を繰り返すことによって、室内の湿度が調整され快適な状態を保ちます。また、無垢の木はほどよく柔らかく足にかかる負担を和らげてくれます。素足で歩くと冬は暖かく、夏はサラサラしていて無垢の床特有の心地良さがあります。
木の調湿性を活かした「真壁工法」を採用
室内の壁は伝統的和風建築の「真壁」を採用し、柱や梁を化粧材としてあえて表面に露出させています。木肌のぬくもりが、味のある心地よい空間を作り出します。真壁は、柱や梁が空気に直接触れているため、木そのものが温度・湿度を調節し、耐久性に優れています。
木の持つ美しさを表現するワトコオイルを使用
ワトコオイルは木になじみ、呼吸を妨げず、湿度を保ち、木の深い味わいと温もりを醸し出せます。木材に浸透して内部に塗膜を作り、木表面には塗膜をつくらないため、木材が持っている本来の美しさ「樹味」を表現することが出来ます。